石巻赤十字看護専門学校
フジテレビ系のニュース番組「ニュースJAPAN」において、 関東学院大学看護学部が取り上げられています。 特集テーマは「生き残りを懸けた大学の進化と学生の価値観」。
<以下、動画のナレーションを書き起こしたものです>
値段、単位、大きさ、世の中はさまざまな数字であふれています。
「783」という数字は、2012年度、全国にある4年制大学の数です。
少子化が進む一方で、増え続ける大学。
生き残りを懸けた大学の進化と、学生たちの価値観が、数字から見えてきました。鍛えられた肉体に高難度の技、多くのメダリストを輩出した日本体育大学。
体育のスペシャリストを育成するこの大学で今、ある変化が起きている。
授業をのぞくと、体育大学で慣れないピアノの練習をする学生の姿があった。
少林寺拳法部だという学生が弾くのは、夕焼け小焼けだった。
学生たちは、「幼稚園の先生になるために(音楽が)必要なんで」、
「小学校教師を目指しています」などと話した。
この学部は、2013年に新設された小学校や幼稚園の教員の育成などを目的とする児童スポーツ教育学部。
これまでは、中学・高校の体育教師の育成に力を入れてきた。
しかし、日本体育大学児童スポーツ教育学部長の久保健氏は
「中高の保健体育科の教員として、現役で就職できるという人(学生)の数が、非常に目減りしてきていると。
やっぱり、就職率を上げたいし」と話した。
そのため、小学校や幼稚園の教員育成にも乗り出し、
日体大の4年制で初めて、音楽や算数の授業を取り入れた。
今、大学は、学生の確保に必死になっている。
この10年で、4年制の大学はおよそ100校増え、現在783校にのぼる。
しかし、少子化の中、実に46%の私立大学が定員割れと、経営は厳しい。
この数字から見えてくるものは何か、大学経営にくわしい専門家に聞いた。
大学経営コンサルタントの岩田雅明氏は「大学も全力を挙げて、
学生の就職を支援すると。そのために教育を行うということが、
やはり生き残っていくための重要な条件になるんじゃないかと」と話した。
就職につながる教育が不可欠、そこには2つのキーワードがあった。
総合大学でも、その戦略を進める。
2万5,000人以上の学生を抱える東洋大学は、013年、ある学部を新設した。
調理学実習で、クラムチャウダーを作る学生たちは、
4月に新設された食環境科学部で、文字通り食に関するプロを育成する学部となっている。
学生たちには、共通の目的がある。
学生たちは、「資格をちゃんと取れるように」、
「やっぱり、資格ある方が、今は就職強いですし」などと話した。
1つ目のキーワードが「資格の取れる学部」。
この学部では、栄養士などの資格が取得できる。
大学側も、食に関連する雇用が安定していることに目をつけたという。
そして、もう1つのキーワードの答えは、小泉進次郎議員の母校、神奈川の関東学院大学にあった。 病院さながらの教室で、真新しい白衣に身を包む学生たちの姿があった。 総合大学の関東学院大学で2013年、看護学部が新設された。 看護系の学部を新設する大学は急増している。 背景にあるのが、看護師不足だという。 中でも神奈川県は、深刻な看護師不足といわれ、 県内の病院からも要請を受け、看護学部を新設し、5階建ての専用学舎も建設した。 もう1つのキーワードは、「地域の雇用につながる学部」。 受験倍率はおよそ7.5倍と、全学部の中で最も高かった。
出口を明確にする大学の戦略は、今の学生たちに何をもたらすのか。 日体大の児童スポーツ教育学部に通う鈴木 彩綾華(さやか)さん(18)。 スポーツも教えられる幼稚園の教員を目指すため、あえてこの学部を選んだという。 鈴木さんは「大学生活(を楽しむ)っていうよりも、職に就けるか、 先生になるための学びができるところ(大学)しか見てなかったです」と話した。 出口がはっきりすることで、4年間をどう過ごすかが明確になった。 今回、取材をした新設された学部の学生たち。 大学に進学した理由を書いてもらうと、4年後を見据えた明確な答えばかりだった。 学生たちは、「管理栄養士になるために!」、「看護師になりたい!」などと話した。 夢を抱く若者の心をつかめるかが、大学の行く末を左右するのかもしれない。 (動画のナレーションの引用おわり)
取っても就職できない資格が多いなか、必ず就職できる「看護師の資格」
上記の動画をみてあらためて思ったことは、 やはり最近の学生は「就職するのは厳しい」ということを、 中学・高校性の頃から既にわかっているので、 早い時期から就職に関して危機意識を持って大学に入学しているということです。 景気がいいときは「どこかには就職できるだろう」と思い、 就職に関して楽観的な学生も多いでしょう。 しかし、バブル崩壊以降、多少景気が改善したことはありましたが、 国民の「不景気感」は依然として続いています。 パナソニックやシャープなどの大企業が次々と巨額の赤字を出し、 「就職できれば一生安泰」と思われた企業までも、リストラが行われています。 そういった先行き不透明な世の中になると、 「手に職をつけよう」「食べていくために資格を取ろう」 と考える人が増える傾向にあります。 資格を取れば必ず就職できるか…と言われれば、 資格の種類によると言わざるを得ないでしょう。 取れば必ず就職できる資格はごくわずかです。 看護師の資格は国家資格であり、 看護学校の就職実績には「就職率100%」という数字が多く見られます。 大学病院、診療所・クリニック、介護施設など看護師の働き口はたくさんあります。 人気の病院に就職するのはそれなりに競争率は高めでしょうが、 看護師はまだまだ売り手市場なので、 どこにも就職ができず途方に暮れるということは現状ではまずないでしょう。
看護師の仕事は夜勤もあり、肉体的にも精神的にもハードですが、 給料は比較的いいほうです。 加えて、日本全国病院はありますから、 結婚や夫の転勤などで引っ越さなければならなくなっても、 引っ越し先で仕事が見つかる可能性は高いでしょう。 経済的な心配をしなくて済む「一生の資格」として 看護師を志望する学生が、特に不景気になると増加するのも納得できます。 就職できれば一生安泰という時代は、 残念ながら終わってしまいました。 これからは会社にリストラされても、 次の仕事がすぐに見つかるように、各個人で備える時代です。 看護師という資格が生きるうえで大きな力になることは確かでしょう。 だからといって看護師になったほうがいい…と無条件にすすめることは 少なくとも私はできません。 というのも、看護師の仕事の大変さを考えてしまうと、 気軽に「給料もいいし、看護師はおすすめだよ」とは言えないからです。 先般、私は「看護師が仕事を辞めたいと思うランキング」というページを作成したのですが、 これから看護師を目指す人たちが多く訪れる当サイトで、 正直、掲載するにふさわしい内容か悩みました。 けれど、看護師を辞めたいと思う程の悩みが、 どのようなものかを伝えないのも不誠実だと思い、掲載に踏み切りました。 おかげさまで、「看護師が仕事を辞めたいと思うランキング」のページにアクセスしてくれる方々も多く、 それだけみなさんが関心がある内容だったのだなと今では思っています。 看護師の仕事の「いい部分、大変な部分」の両方を知ったうえで、 看護師を目指すかどうかを決めることが必要です。
関東学院大学は初年度から500名を超える志願者が集まる好スタート!
看護職員の数が全国で2番目に少ない神奈川県。看護師の重要高まる。
神奈川県の看護系大学 一般入試の志願者数(2013年度) |
|
大学名 |
志願者数 |
北里大学 |
900 |
慶應義塾大学 |
673 |
関東学院大学(3科目型) |
529 |
東海大学 |
364 |
昭和大学(1期) |
301 |
国際医療福祉大学(小田原)前期 |
259 |
横浜創英大学(Ⅰ期) |
225 |
横浜市立大学(前期) |
205 |
神奈川県立保健福祉大学(前期) |
165 |
