川崎市立看護短期大学

執筆者:看護大学・専門学校受験ナビ編集部

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川崎市立看護短期大学は4年制大学に移行します。

川崎市では、2022年4月の開学を目指して、川崎市立看護短期大学の4年制大学化を進めています。新たな4年制の看護大学では、『医療の高度化、医療ニーズの多様化への的確な対応や地域包括ケアシステムを担う看護師』の養成を目指します。

川崎市立看護短期大学の特徴


(写真)川崎市立看護短期大学

1.より上質に…一人ひとりを大切にした教育体制

修業期間3年で看護師国家試験受験資格を得られる短期大学です。

平成25年度の公益財団法人大学基準協会による認証評価により、短期大学基準に適合していると認定されており、卒業時に短期大学士の学位が授与されます

学生一人ひとりの目標や課題を達成するための支援と学習環境が整っています。

2.より経済的に…公立公営の強みを生かし、少ない学費負担

学費の負担が少なく、川崎市の住民の方は入学金が半額減免されます。 奨学金、修学資金制度が整備され、多くの学生に利用されています。

3.より確実に…看護師としての就職率100%

充実した進路指導体制により、就職希望者の就職率はこれまで100%です。 多くの学生が川崎市内に就職し、地域に貢献しています。

担任制

早期に学生生活に適応し、円滑に学習継続できるよう、担任制をとっています。

学習面や進路の悩みなど、学生生活における相談窓口として、支援やアドバイスを行なっています。

1年生と2年生は、学生生活の早期対応と円滑な学習が継続できるよう、10~12名の学生に対し2名の教員が担当します。

3年生は、国家試験の学習や卒業後の進路相談ができるよう、5~7名の学生に対し1名の看護系教員が担当します。

また、担任教員以外でも、本学の教職員全員が相談にいつでも応じ、学生生活を全面的にサポートしていきます。

進路就職活動

就職及び進学については、学生が主体的に取り組み、適切な選択・決定ができるように教職員全員がサポートし ています。進路指導のガイダンスを年3回行なっています。「就職・進学コーナー」を設置し、各施設のパンフレット、 その他進路に関する資料を自由に閲覧できるようになっています。

健康管理

健康管理に関しては、定期健康診断を毎年実施し、その他に希望者に対し校医による健康相談が月1回、カウンセラーによる学生相談が毎週1回行われています。

健康相談室(保健室)は、看護師が月曜日から金曜日まで在室し、ちょっとしたケガの処置や学生の皆様の心身の健康相談や予防接種の相談の他、誰かに話を聴いてもらいたい時など気軽に利用できる相談室となっています。 また必要時は、校医やカウンセラーへの橋渡しも行ないます。その他に体調不良時に休めるベッドや体組成付き体重計や、身長計、血圧計も備え、学生自らが利用し主体的に自己の健康が増進できるようサポートしています。

主な実習先

川崎市立川崎病院(川崎区)

川崎病院は、1945年に創設され、70余年にわたって川崎市の基幹病院として機能してきました。2000年4月に全面改築を行い、2006年4月には、救命救急センターを開設し、高度医療の実現と救急医療の充実に努めています。2009年1月には、電子カルテシステムを導入し、情報伝達の正確化・迅速化とともにデータベース化した患者情報を診療活動支援や患者サービス向上に役立てています。また、2010年4月に地域周産期医療センターとして認可されました。周産期医療体制の充実を図り、急性期疾患に対応した病院として、市民が安心して適切な医療を受けられるよう努めています。「全人的医療」「最新の高度医療」「経営基盤の確立」を運営方針とし、「病気」ではなく「病人」を診る患者中心の医療を目指しています。また、「私たちは、患者さんと共に考える心のかよいあう看護をします。」を看護部理念として、看護の質の向上を目指しています。

川崎市立川崎病院の写真
(写真)川崎市立川崎病院
出典:commons.wikimedia.org

病院紹介動画(川崎市立川崎病院)

川崎市立多摩病院(多摩区)

多摩病院は、川崎市3つ目の市立病院として、聖マリアンナ医科大学が管理運営を行う病院です。川崎市立多摩病院は24時間365日の救急医療・小児救急医療・災害時医療を主軸とする、急性期医療を担う中核的な医療機関です。川崎市北部の医療ニーズに的確に応えるため、救急災害医療センターを始め多様な診療施設や、患者さんとの対話を通じて真の医療サービスを目指す医療相談センターも設けています。全スタッフが一丸となって、最良の医療の提供をめざしています。

 川崎市立多摩病院の写真
(写真)川崎市立多摩病院

川崎市立井田病院(中原区)

井田病院は、創設以来地域に根ざす自治体病院として、専門的な成人疾患医療の役割を果たしています。また、地域がん診療連携拠点病院として地域の医療機関と連携をとり、在宅医療、訪問看護、結核医療と、地域の中で支えあう体制を作り、地域のニーズに応え2次救急医療も行っており、『つなぐ医療』を展開しています。 また、緩和ケアは、他の自治体に先駆けて本格的な運営を開始しており、がんに苦しむ患者さん御家族を専門的なケアで支えています。 平成27年5月には全面改築を終え、救命救急センターや地域包括ケア病床等の社会のニーズに対応した機能をもった病棟の整備をしており、職員が一丸となって「温かい心と優しい手確かな技術」をモットーに取り組んでいます。

その他の実習施設

聖マリアンナ会東横惠愛病院/ かわさき老人福祉・地域交流センター/ 川崎市南部地域療育センター /川崎市北部リハビリテーションセンター/ 川崎市立保育園/済生会横浜市東部病院/ 川崎市各区役所保健福祉センター /川崎市内訪問看護ステーションなど

主な就職先(※2017年3月卒業生実績)

川崎病院、井田病院、聖マリアンナ医科大学病院 日本医科大学武蔵小杉病院、川崎市立多摩病院、川崎協同病院、生田病院、新川橋病院 、新百合丘総合病院、ハートフル川崎病院、横浜市立脳卒中・神経脊椎センター、横浜市立市民病院、神奈川県立こども医療センター、東海大学医学部付属病院、昭和大学藤が丘病院、済生会横浜市東部病院、済生会横浜市南部病院、横浜市立みなと赤十字病院、秦野赤十字病院、汐田総合病院、横浜南共済病院、東京都立小児医療センター、慈恵医科大学病院、東邦大学医療センター大森病院、杏林大学医学部附属病院、東京共済病院、同愛記念病院など

主な進学先(※2017年3月卒業生実績)

新潟大学医学部看護学専攻(大学編入)、 神奈川県立衛生看護専門学校助産師学科、茨城県立中央看護専門学校助産学科、母子保健研修センター助産師学校助産師学科、新潟大学養護教諭特別別科

2020年度入試

※入試情報は必ず最新の募集要項を入手し、ご確認ください。

区分
選考試験日
公募推薦
2019/11/16(土)
一般 (センター試験利用)
2020/2/8(土)
社会人
2019/9/14(土)
公募推薦
選考方法
・小論文試験、面接試験ならびに書類審査 により総合的に選抜します。
一般入試
選考方法
<センター試験、3科目受験>(※科目の詳細は募集要項参照)
【必須】国語(近代以降の文章)
【必須】外国語(英語・リスニングを除く)
【選択】「数学Ⅰ・数学 A」「数学Ⅱ・数学 B」「物理」「化学」「生物」の 5 科目から 1 科目。 または、「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」の 3 科目から 2 科目。

<個別学力検査等>
個人面接
社会人
選考方法
小論文試験、面接試験ならびに書類審査により総合的に選抜します。

過去の入試結果

推薦
川崎市立看護短期大学
年度
募集人員
志願者
受験者
合格者
倍率
2019 35 57 57 35 1.6
2018 35 53 53 41 1.3
2017 35 31 31 26 1.2
2016
35
43
43
35
1.2
2015
35
44
44
32
1.4
2014
35
35
31
31
1.1
2013
35
47
47
34
1.4
2012
35
41
41
33
1.2
2011
35
38
38
29
1.3
一般入学
川崎市立看護短期大学
年度
募集人員
志願者
受験者
合格者
倍率
2019 35 141 123 43 2.9
2018 35 179 152 74 2.1
2017 35 139 114 70 1.6
2016
35
151
125
60
2.1
2015
35
174
138
57
2.4
2014
35
261
199
61
3.3
2013
35
248
185
50
3.7
2012
35
236
185
61
3.0
2011
35
228
177
60
3.0
社会人特別選抜
川崎市立看護短期大学
年度
募集人員
志願者
受験者
合格者
倍率
2019 10 31 27 3 9.0
2018 10 27 26 5 5.2
2017 10 39 39 8 4.9
2016
10
33
32
7
4.6
2015
10
60
59
13
4.5
2014
10
67
65
13
5.0
2013
10
86
86
11
7.8
2012
10
65
65
12
5.4
2011
10
78
76
13
5.8

入試相談会 in 青朋祭

教員による個別相談コーナーがあります。
青朋祭には在校生との交流コーナーや看護体験等もございます。
どうぞお気軽にご参加ください。

【開催日程】
・2019年10月5日(土)10:30~14:30

交通アクセス

【所在地】
・川崎市立看護短期大学(神奈川県川崎市幸区小倉4丁目30番1号)

【交通機関・最寄駅】
<JR川崎駅西口から>
バス乗場59番:臨港バス 川53「元住吉(末吉橋経由)」行きまたは川57「末吉橋矢向循環外回り」
バス乗場60番:臨港バス 川51「綱島駅(末吉橋経由)」行き

<東急東横線綱島駅東口から>
バス乗場6番:臨港バス 川51「川崎駅西口」行き

※バスはいずれも「末吉橋」下車徒歩3分

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