秋田大学医学部保健学科看護学専攻

保健学科

医学部保健学科は看護学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻の３専攻で構成され、高度な知識や専門技術習得のみならず、コミュニケーション能力と倫理観を有する看護師（一部保健師、助産師）、理学療法士、作業療法士の育成をおこなっています。学部教育は3専攻及び医学科との合同講義、充実した学内演習設備、シミュレーション教育センター、秋田大学医学部附属病院での最先端医療実習を通して、高度な専門知識・技術を習得するのみならず、グループワーク、シナリオシミュレーション、実習などでコミュニケーション、チーム医療、医療倫理などをより実践的な学びを行います。さらに、この地域で学んだことをグローバルな視点からも学ぶために、いくつかの海外短期研修も行っています。大学は、教えてもらうのではなく、自ら学び取ってゆく場です。本学では楽しく、積極的に学べる環境を提供しております。

（写真）秋田大学医学部附属病院
出典：commons.wikimedia.org

高度な問題解決能力を育む教育

本学では、高度な問題解決能力を育むためのチュートリアル教育、少人数による双方向型授業、早期体験学習など、多様な教育方法の工夫を行っています。看護学専攻では、様々な分野で双方向型の授業形態を導入し、4年次からはチューター制による卒業研究の指導を通して問題解決能力の育成に努めています。

グローバルな人材の育成

国際的な視野を有するグローバルな人材の育成を目的として、保健学科内に国際交流センターを設置しています。センターでは、学部学生の海外研修の促進、留学生の受入の拡大、海外の医療機関並びに研究者との交流の促進を課題として活動を行っています。現在、ブータンＫＧ医科学大学、タイのスラナリー工科大学、チェンマイ大学、シンガポール国立大学看護学部・アリス・リーセンターと国際交流を行っています。看護学専攻の学生は、3年次になるとシンガポール国立大学看護学部やブータンＫＧ医科学大学看護公衆衛生学部への短期研修の機会があります。

選抜された看護学専攻3年次学生4名は、シンガポール国立大学にて1週間の研修に参加することができます。病院見学や看護の授業に参加させていただき、異なった文化に触れながら、シンガポールの病院での看護や看護教育を学ぶことができます。

また、シンガポールの看護学生も本学で1週間の研修を行います。研修の期間、本学の学生も参加して、「ネット回線でシンガポール国立大学の教員と繋がりながらのシミュレーション授業」という新しい試みを行っています。シミュレーション人形を使いながら、同僚や患者が外国人であるときのコミュニケーションを学習します。

また、ブータンでの短期研修に参加する学生には旅費の支援、シンガポールでの短期研修には、滞在費の支援を行っております。

取得できる資格

・看護師国家試験受験資格

・保健師国家試験受験資格（選択制・人数制限あり）

・助産師国家試験受験資格（選択制・人数制限あり）

主な就職先（※2018年3月卒業生実績）

看護師（県内）

秋田大学医学部附属病院、中通総合病院、外旭川病院、秋田県立医療療育センター、秋田赤十字病院、市立秋田総合病院、市立横手病院、JA秋田厚生連　能代厚生医療センター、 JA秋田厚生連　由利組合総合病院、JA秋田厚生連　大曲厚生医療センター、ＪＣＨＯ秋田病院

看護師（県外）

国立病院機構　青森病院、八戸市立市民病院、東北大学病院、ＪＣＨＯ仙台病院、大崎市民病院、東北医科薬科大学病院、東北ろうさい病院、宮城病院、公立置賜総合病院、新潟大学医歯学総合病院、魚沼基幹病院、北里大学北里研究所病院、杏林大学医学部付属病院、昭和大学江東豊洲病院、国立国際医療研究センター病院、東京医科歯科大学医学部附属病院、東京警察病院、東邦大学大森病院、日本大学医学部附属板橋病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、横浜市立脳卒中・神経脊椎センター、済生会横浜市南部病院、自治医科大学附属さいたま医療センター、千葉大学医学部附属病院、柏厚生総合病院、ひたちなか総合病院、静岡県立静岡がんセンター、長野県立こども病院

助産師

秋田大学医学部附属病院、東北公済病院、新潟市民病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター

保健師

青森県、一関市役所、八王子市役所、越谷市役所

進学

秋田県立衛生看護学院、山形大学地域教育文化学部養護教諭特別別科、東北大学大学院、富山県立総合衛生学院

2019年度入試情報

※入試情報は必ず最新の募集要項を入手し、ご確認ください。

区分	試験日
推薦Ⅱ	2019年1月25日（金）
一般（前期）	2019年2月25日（月）
一般（後期）	2019年3月12日（火）
推薦Ⅱ 選考方法	・面接、調査書、推薦書＜センター試験＞国語、地歴公民、数学、理科、外国語
一般（前期）選考方法	＜センター試験＞国語、地歴公民、数学、理科、外国語＜個別学力検査等＞英語、面接
一般（後期）選考方法	＜センター試験＞国語、地歴公民、数学、理科、外国語＜個別学力検査等＞小論文、面接

過去の入試結果

一般（前期）秋田大学医学部保健学科看護学専攻
年度	募集人員	志願者	受験者	合格者	倍率
2018	40	176	141	41	3.4
2017	40	114	87	43	2.0
2016	40	90	66	42	1.6

一般（後期）秋田大学医学部保健学科看護学専攻
年度	募集人員	志願者	受験者	合格者	倍率
2018	10	130	52	19	2.7
2017	10	107	33	10	3.3
2016	10	149	43	14	3.1

推薦秋田大学医学部保健学科看護学専攻
年度	募集人員	志願者	受験者	合格者	倍率
2018	20	83	82	20	4.1
2017	20	81	81	24	3.4
2016	20	56	56	21	2.7

交通アクセス

本道キャンパス（医学部）

【所在地】
・秋田県秋田市本道1-1-1

【交通機関・最寄駅】
・JR「秋田」駅からバス約15分

【秋田大学推薦入試Ⅱ】
寒さに負けず、絶賛推薦入試Ⅱ試験開場の道案内中です！
青いボアコートが目印ですので、お気軽にお声掛けを🔥🔥！！
（手形も本道キャンパスもやってまーす）
（ざき） pic.twitter.com/gFqnprdmeF
— 秋田大学生協学生委員会 (@akita_u_coop_st) 2018年1月18日

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