がん看護専門看護師・田村恵子

NHKプロフェッショナル・仕事の流儀で特集されます

専門看護師の特集第2弾ですね。以前、クリティカルケア看護の専門看護師、北村愛子さんが特集されました。「病気でその場にいらっしゃる方々は、自分の病気からは逃げることができないと思う。どんなに苦しくても向き合いながら一緒にいること。生きていくことを支えるのが、仕事」という言葉が印象的でした。患者と向き合うと言っても、かなり難しいことです。特に、重症患者を目の前にして、患者と向き合うことはすなわち、死まで一緒にともに闘う、あるいは過ごすことを意味します。精神的にも、肉体的にも看護する側は大変です。

日本に104人いるがん看護専門看護師の先駆者の一人だそうです、田村恵子さんは。大阪市の淀川キリスト教病院ホスピスで、年間350人近いがん患者と向き合うそうですが、がんが進行し、治療の余地がないと医師に告げられた、患者の苦しみは、身体的なものだけではないそうです。ちなみにホスピスに来るということ自体、それは末期を意味し、また助かる見込みもないので、医師にはっきり告知されるという人だけではないようです。ホスピスに行きましょうというのも一つの遠まわしの告知かもしれません。また、ホスピスにいける人はまだ良い方で、実際にはホスピスも満員で、順番待ちの状況のところが多いのです。

迫り来る最期を前に、恐怖や無念など、さまざまな精神的苦痛を抱えている。それを取り除き、最期まで患者が人生を積極的に生きられるように支えてくれればとても嬉しいですね。、医師や看護師とともにチームで患者の苦しみを救うの昨今言われているチーム医療です。医師が絶対的な権威者ではなく、連携プレーでお互い対等な立場で患者をサポートするのが根本にあります。
まだ生きたいという気持ちに揺れる36歳の男性や娘の結婚式を1ヵ月後に控えた56歳の男性が番組では取り上げられるそうです。田村さんがどのようにして、彼らの心をどう支えるのかは見ものです。がん患者と正面から向き合い続ける専門看護師・田村さんの命の現場は6月24日(火)放送です。