看護大学社会人入試状況
近年、看護医療系の学校では、社会人を受け入れる学校が増えてきました。看護大学の例えば、学士・準学士入試及び学士編入できる大学は、首都大学東京、杏林大学、聖路加看護大学、北里大学、慶應義塾大学、東海大学などがあります。学校によって、入学年次が違います。1年次の大学もあれば、聖路加看護大学のように2年次から入学できる学校もあります。入試日は9月〜11月あたりが多いです。学科試験は課すところと課さないところがあります。学科試験がある大学は英語や生物など、慶應義塾大学はTOEFLスコアを提出しなければなりません。それ相当の学力が要求されます。面接や小論文も必ずあるので、対策をしっかりしておきましょう。
年度によって、社会人入試を行わない学校もあるようなので、大学のHPなどで募集要項はよく確認しましょう。また、出願できる条件も年度によって変わる可能性も高いです。イレギュラーの入試と捉え、不測の事態にも対処できるよう気をつけましょう。
社会人入試:社会人推薦入試状況
次に特に学士が必要ない看護大学の社会人入試を行っている大学を紹介しましょう。ただし、学士が必要のない場合は、就労経験が3年以上などの条件が課されるところが多いです。就労経験の年数も、学校によって1年から5年以上など幅広くあり、一概にいえませんので、必ず募集要項をチェックしましょう。
群馬大学、群馬県立県民健康科学大学、埼玉県立大学、千葉大学、神奈川県立保健福祉大学、茨城キリスト教大学、つくば国際大学、国際医療福祉大学、群馬パース大学、高崎健康福祉大学、目白大学、聖母大学、東邦大学、国際医療福祉大学などです。
社会人なら「あこがれ」で看護師は目指せない!
社会人入試では、学科試験を免除し、小論文や面接で合否を決める学校が多いです。しかし、だからといって、社会人入試が簡単だということではありません。募集人員は少なく、すぐに高倍率になってしまいます。さらに、社会人になって仕事を辞めてまで、看護師になりたい動機が面接や小論文で問われますので、単に「看護師にあこがれて…」「給料が良いから」「手に職をつけたいから」などという理由だけでは、面接官に与える印象は良いものではないでしょう。もっと、積極的な看護師になりたいという情熱を訴えられなければ、看護学校に入学しても、ハードな実習生活やレポート尽くしの学校生活に耐えられないだろうと思われて不合格になることも考えられます。社会人として学んだことをどのように看護の仕事に活かせるのかという前向きな発言を面接でも小論文でも期待しているはずです。そのあたりをよく考え、看護学校の社会人入試をするなら、覚悟が必要です。
仕事をやりながら、看護学校の生活はできない
社会人になってくると、生活費を自分で出す人が大半ですから、看護学校に通いながら、アルバイトもして…と考える人も少なくないようです。絶対に仕事をしながら、学校生活を送ることは無理だ…とはいいませんが、たくさん課題として出されるレポートがあり、勉強にあてる時間が必要ですし、実習が始まったら記録をつけなければなりません。記録は教科書を丸写しして、済ませられるようなものでもありません。また、実習期間中の睡眠時間は2〜5時間程度と、人によって違いますが、体力的にもハードです。アルバイト、仕事をしながらの、看護学校生活は厳しいといえるでしょう。