看護師は不況知らず
給与 (大卒と短大専門卒の差は数千円〜1万円程度) 病院によって差はかなりありますが、ごく一般的な看護師の初任給の一例を見てみましょう。
- 看護師(大卒)基本給196,000円、諸手当50,000円
- 看護師(看護学校3年卒)基本給186,700円、諸手当50,000円
基本給が18〜20万円に5万円(夜勤手当、月5回〜8回程度)の諸手当がつき、25万円ぐらいが相場です。高い病院では初任給と夜勤手当を含め約28万〜30万円近いところもあります。ただ、表面上の金額に左右されず、勤務時間や休日日数など勤務形態をよく確認しましょう。
また、夜勤をするかしないかで、給料は一般のOL並になるか、やや高給になるかの分かれます。ただ、夜勤労働は激務であることに変わりはなく、体力勝負の面が出てきます。外来では夜勤はありませんが、病棟勤務では夜勤はあります。最近では看護師不足のために、夜勤をしなくても良いように、日中だけでも勤務可能な病院も増えてきているようです。
看護師の就職の困らなさ
看護師の資格
景気が回復したとはいえ、現在の先行き不透明な社会では、就職に困ることは珍しいことではありません。しかも、景気が回復したといっても、新卒の就職率の話であり、依然として、中途採用の就職率は悪いのです。働く意志があっても、正社員になれず、保証のない派遣、アルバイトとして生活せざるを得ない人がたくさんいます。
高齢社会のなか、医療、介護、福祉の需要が今後も高まることを考えると、看護師の資格を持っていれば、経済的に生活が困窮するということはまずないでしょう。女性ひとりでも十分に自立した生活ができます。
病院の多さ
結婚して転居しなければならず、仕事を辞めなければならない女性は多いようです。普通の職業なら、日本全国、どこでも病院はあります。病院がない地域はありません。例えば、結婚をして別の県に転居したとしても、看護師の求人は多いので、就職が容易に見つかります。子育てが落ち着いたら、また仕事を始められるというのは、精神的にもかなり良いでしょう。一生、専業主婦でいるよりも、仕事をして自立した女性でいたいという人も多い現在、看護師の資格は強い味方になってくれるでしょう。
資格を持っていれば、就職できる珍しい資格!
「その資格を取れば、就職がすぐに見つかる」…という資格は、実は少ないのです。資格はあくまでも、最低限の条件に過ぎず、その人の能力や実績など本人の力が必要です。けれども、看護師という資格は、資格を持っているというだけで、ほぼ100%就職できます。もちろん、学科、小論文、面接の試験は病院によってはありますが、他の職業の就職試験に比べれば、就職のハードルはかなり低いでしょう。もちろん、人気の病院などは就職するのも大変な場合がありますが、病院を選ばなければ、就職できる確率はかなり高いはずです。そういう意味でも看護師は給与も高く、求人も多いので、看護師資格は役に立つ数少ない資格といえそうです。
また、男性看護師の就職状況もかなり良いようです。女性が多い看護の現場では男手はかなり貴重です。男性看護師はまだまだ少ないですが、少ないからこそ男性看護師の存在は貴重とされ、就職率の高さにも結びついています。単純に物理的に力が必要な作業などで、男性が女性を支援できますし、全員女性の現場よりも、男性が一人いるだけで、職場の雰囲気が変わり、コミュニケーションの面でも潤滑油となることもあります。