国家試験の合格率が悪い学校は注意!
国家試験の合格率は学校ごとに発表されています。一般的に偏差値の高いと言われるような学校ほど国家試験の合格率は100%に近くなります。逆に、国家試験の合格率が低い看護大学や看護専門学校は、「入学してもしっかりとした教育が受けられないのではないか」という評価が下されますので、学校自体の人気が下がり、志願者が減る可能性が高くなります。
国家試験の合格率は学校選びの判断材料
「国家試験の合格率」=「学校の評価」
看護学校側にしてみれば、国家試験の合格率は「学校の評価」そのものにつながるので、国家試験対策の授業を組み込むなどして、力を入れているのです。 ただ、国家試験の合格率に敏感になる必要はあまりありません。調べてみれば分かりますが、看護大学、看護専門学校ともに、異常に国家試験の合格率が悪いという学校はほとんどありません。
新設の学校に注意!
強いて気をつけなければならないのは、新設の学校は卒業生を出していないので、国家試験の合格率は当然、出ていないわけですから未知数な部分があるということです。実習病院は確保されているかなど注意が必要です。特に新設の理学療法、作業療法の大学、専門学校では実習先が、確保されていないところもあるようなので気をつけましょう。実習先がないということは実践の勉強ができないわけですから、学校に入った意味がなくなってしまうほど重要なことです。
難関校に入学しても国家試験に合格できなければ、看護師として働けない…
以下に参考までに、看護医療技術系の国家試験の合格率(全国平均)を掲載します。看護師に関してはここ数年はおよそ90%程度の合格率です。一見、高い合格率のようですが、90%ということは10%の人は落ちているわけですから、10人に1人落ちていることになります。これは非常に重大なことです。というのも、極端な話、優秀な看護大学に入学できたとしても、国家試験に合格しなければ意味がありません。国家試験に合格して看護師の免許を取らなければ、「看護師」として働くことはできないのです。また、一度、国家試験に落ちた人、すなわち浪人の合格率は現役生よりも悪いので、一発で国家試験に現役合格をすることが重要です。
看護・医療技術系の国家試験合格率(全国平均、2007年)
| 職種 | 合格率(%) |
|---|---|
| 看護師 | 90.6 |
| 保健師 | 99.0 |
| 助産師 | 94.3 |
| 臨床検査技師 | 74.7 |
| 歯科衛生士 | 93.8 |
| 診療放射線技師 | 76.5 |
| 理学療法士 | 93.2 |
| 作業療法士 | 85.8 |
| 臨床工学技師 | 84.9 |
| 言語聴覚技師 | 54.5 |
| 視能訓練士 | 95.3 |
| 救急救命士 | 90.3 |
| 義師装具士 | 98.3 |
| 柔道整復師 | 74.3 |
| あん摩マッサージ・指圧師 | 85.4 |
| はり師 | 77.1 |
| きゅう師 | 77.4 |
| 医師 | 87.9 |
| 歯科医師 | 74.2 |
| 薬剤師 | 75.6 |